こんにちは。
自己呪縛からの解放
「本当の自分の自分を見つけるカウンセリング」
心理カウンセラーの nachi です。
「自分を大切にする」「自分を許す」といった言葉、よく耳にしますよね。皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか。
多くの自己啓発書やメンタルケアに関する記事で、こうしたフレーズが使われます。
でも、実際にそれを心から実践するのは、簡単なことではありません。
頭では「自分を大切にしなきゃ」「もっと自分を許していいんだ」と理解している。
でも、心の奥ではそれができない。そんなジレンマを感じたことはありませんか？
特にアダルトチルドレンや愛着障害の自覚のある方には馴染みのある感覚ではないでしょうか？
なぜ「自分を大切にする」「自分を許す」ことが難しいのか？
その理由のひとつは、私たちが無意識のうちに抱えている自己否定の感情や過去の経験にあります。これらが、心の深い部分に根付き、自分で自分を縛る呪縛となってしまっているのです。
そのため、「自分を許してもいいんだ」と思っても、それが自然に感じられないのです。
例えば、次のようなことが考えられます。
●自分を責め続ける習慣
「自分はダメだ」「もっと頑張らないといけない」という思いに縛られていると、自分を許すことが「甘やかすこと」に感じてしまい、何か後ろめたく、必要のない罪悪感に苦しむ。
●他人の期待に応え続けた結果、自分を見失う
他人の期待に応えることでしか自分の価値を見出せなくなっている場合、「自分を大切にする」という概念がそもそも理解しにくいかもしれません。
●過去の失敗やトラウマが自分を縛る
過去に失敗した経験や傷ついた出来事が強く心に残っていると、「自分を許す」ことが、再び同じ失敗を繰り返すことへの恐怖に繋がってしまうことがあります。
これらの問題を一人で乗り越えるのは、とても難しいことです。だからこそ、多くの人が「自分を大切にしよう」と思っても、どうすればいいのか分からず、いつまでも悩み続けてしまうのです。
カウンセリングで自分を大切にする感覚を取り戻す
こうした心の問題を解決し、真に「自分を大切にし、許す」ためには、自分の感情や欲求を理解し、無条件に自分自身を受け入れるプロセスが必要です。しかし、それを一人で進めるのはとても難しいことです。
そこでカウンセリングが役立ちます。カウンセリングでは、まず自分が抱えている感情や過去の経験をじっくり見つめ直し、それを受け入れることから始めます。専門家のサポートを受けながら、少しずつ自分を許し、大切にする感覚を取り戻していくのです。
例えば、長年自分を責め続けてきた人が、カウンセリングを通じて「自分を許してもいい」という感覚に気づくことがあります。そして、他人の期待から解放され、自分の気持ちや欲求に従うことができるようになると、心が軽くなり、行動が変わっていきます。
まとめ
「自分を大切にする」「自分を許す」ということが簡単でないことは、誰よりも分かっています。
私も長い間、苦しんできた一人です。だからこそ、それを可能にするのは、心の深い部分と向き合い、過去の経験や自己否定感を解消していくプロセスにあると言えます。
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